トルコ2019年第2四半期の経済状況は思ったほど悪くなくインフレも落ち着いてきた!しかしまだマイナス成長!

2019年8月のトルコCPI(消費者物価指数)は前年比+15.01%で予想より良かった

トルコ消費者物価指数201908

トルコの2019年8月CPI(消費者物価指数)は前月比+0.86%、前年比+15.01%となりました。予想は前月比+1.30%、前年比+15.60%であったため、物価の上昇を食い止めることができている結果ですね。それでもまだ15%台は高インフレです。これではまだトルコ国民の生活は苦しい状況です。上図をご覧ください。

私のCPI(消費者物価指数)の目標は赤線が引いてある10%台まで下がることです。そうしなければリラ円が20円半ばで定着することは不可能です。※当然、ドル円が110円近くまで円安になっていることが前提です。

おさらいですが、トルコは物価が大変高く国民は生活が苦しい状況が続いています。日本とは真逆の国なのです。

日本は物価が安すぎるためCPIを引き上げるために(目標2%)異次元緩和(通称黒田バズーカ)を行いマイナス金利政策を導入しました。トルコは物価上昇を抑えるために高金利政策を行っています。このままCPIが下落すればトルコ中央銀行は金利を引き下げ続けるでしょう。

ポイントは何%下げるかですね。前回4.25%下げました。市場予想より下げ幅が大きく一旦暴落しかけましたがその後、ドルに対してリラは持ち直しました。トルコ中央銀行のウイサル総裁はエルドアン馬鹿大統領の犬です。CPIの下落が市場予想を上回る結果であったため、今回も恐らく、2%と大きな下げを行ってくるでしょうね。トルコリラ円をスワップポイント目的で投資している投資家にとっては辛い結果が待ち受けていると考えます。つまりそれは私のことです。ハイ。

9月12日の20時に発表される政策金利がどれだけ下がるのか怖くて仕方ありません。

ドルトルコリラチャート

上図はドルトルコリラのチャートです。

CPI(消費者物価指数すなわちインフレ)の上昇を食い止めることができているため、16時のCPI前年比の結果発表直後からドルに対しリラ高に転換しましたね。とりあえず暴落せず良かったです。トルコリラ円の運命は全てドルトルコリラにかかっているわけです。

リラ円とドルリラのチャートを比較してみた!

トルコリラ円とドルトルコリラのチャートをトルコ情勢と照らし合わせてみた!

2018-02-11

2019年7月のトルコ貿易収支は-31.9億ドルで予想より良かった

トルコの19年7月貿易収支
エコノミストによる予想は-32億ドルでしたが日本円換算で15億円ほどプラスの良い結果に。

トルコ観光省によれば18年の外国からの観光客数は前年比21%増の約4611万人と過去最高を記録したそうです。

2019年のトルコ観光業も好調のようです。上半期の外国人観光客数は前年同時期比で約13%の増加とのこと。気持ち良いくらいに順調ですね。特にロシアからの観光客数が約15%の伸び率と目立っているようです。地理的にロシア人にとってトルコは気軽に行きやすいリゾート地なのですね。アンタルヤやボドルムの地中海を眺めるリゾートホテルが大変人気のようです。トルコという国は資源が無い国なので観光業だけが収益の柱であり頼みの綱なのですよね。可哀想な国です。

アンタルヤ,トルコのリゾート地

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2018-03-08

エルドアン大統領はロシアのプーチン大統領とともに出席した国際宇宙航空フェアのオープニングセレモニーで演説し、トルコとロシア間の貿易目標額を年間1000億ドルと現状の約4倍の数値を掲げました。軍事協力が強化されるなかでトルコは経済でもロシアへの依存度を高めているのは確かなようですね。

上図はGMOクリック証券の経済カレンダーの情報を基にして2016年12月からの貿易収支の推移をEXCELでグラフにしました。GMOクリック証券の経済カレンダーは2016年12月までのデータしか無いため、ご了承ください。

2019年4-6月期のトルコGDPは前年比-1.5%で予想より良かった

エコノミストによる予想は-2.0%だったところ-1.5%でした。結果、マイナス成長ではあるがトルコリラにとっては少しだけプラス要因でした。

ただ、3四半期連続のマイナスであり積極的なリラ買いには繋がりませんでした。ウイサル中銀総裁は先週、「第2四半期のトルコ経済は回復基調」との見通しを示しました。2018年8月のトルコショックによりトルコリラが対ドルで急落したため中銀は24%まで金利を上げました。そのためトルコ国内での投資や生産が停滞したのが原因です。

我々投資家からすると金利が高ければ高いほどスワップポイントの付与が高くなって良いのですが、トルコの経済指標が確実に悪くなることが分かりました。エルドアンのバカ大統領が政策金利を下げてトルコ経済を活性化させたい気持ちもわからなくは無いですね。金利下げてもいいからアメリカと仲良くすることが必須の条件ですね。トルコリラは対ドルが全てですから。ドルに対する価値を上げることが必須条件です。

トルコはインフレ・失業率・GDP共に「最も悲惨」な状態である

2019-06-03

2019年8月のトルコ製造業PMIは48.0で前回より良かった

トルコの19年8月の製造業PMI
前回のトルコ製造業PMIは46.7だったため、目標指数の50に着々と届きつつある状況です。

PMIとは50を超えると景気が良いと判断されます。よってまだトルコの景気は悪いままです。ここは勘違いしないようにしてください。

やはりグラフでも分かる通り、17年までにかけてトルコでは多くの超高層ビルが建設ラッシュで製造業は活気に溢れていました。しかし18年になるとシリアとの戦争、トランプ大統領とのアンドリュー牧師開放に伴う冷戦が勃発してトルコリラは急落することに。それと同時にトルコ国内での建設は一時中止に追い込まれることになっています。

上図はGMOクリック証券の経済カレンダーの情報を基にして2016年12月からの製造業PMIの推移をEXCELでグラフにしました。GMOクリック証券の経済カレンダーは2016年12月までのデータしか無いため、ご了承ください。

今日も粛々とスワップポイントを貯めてロスカットレートを下げることに勤しみましょう。