結局どっち?!トルコはロシア製S-400ミサイルを購入するのかどうか?!

5月13日のブルームバーグの報道によれば、トルコは7月に予定されているロシア製S-400ミサイル防衛システムの購入延期を議論しているそうです。

トルコのNEWSによればS-400の購入は「無期限に延期」になるかもしれないとのこと。しかし、このNEWSに対しトルコ政府は「S-400の調達手続きは完了している」と報道されました。

ブルームバーグはこれに対し対し米トランプ政権がトルコ政府にロシア製S-400ミサイル防衛システムの調達を延期するよう依頼し、トルコ政府がこの依頼に対し再議論し始めたと述べたのです。

米国当局は、購入を確定する彼らのトルコのカウンターパートが制裁をもたらすかもしれないと警告していました。議会は現在制裁を検討しており、「制裁によるアメリカの敵対者の排除法」(CAATSA)が間もなく開始されると予想されています。

国防総省はすでにトルコに対しF-35等のステルス戦闘機100機ほどの出荷を停止しました。

トランプ大統領とエルドアン大統領はG20で会談の予定

トルコのエルドアン大統領は5月末にトランプ大統領と電話会談したようです。6月下旬にG20のため日本を訪れる際に首脳会談を行うことで話が付いた模様。トルコ政府が公式に発表しました。トルコとアメリカの間で最大の懸案となっているトルコによるロシア製ミサイル防衛システムS-400の導入について協議するようで、トルコとアメリカ関の係改善につながるかがNATO含め注目されています。

なぜエルドアンはロシア製ミサイルS-400を買いたがるのか?

2016年7月15日に起きたトルコクーデター未遂事件の最中に反乱勢力の乗るF16戦闘機2機に追いかけられエルドアン大統領は命拾いしたことがあります。トルコの軍隊はアメリカ製の戦闘機のプロのパイロットのため、これを反乱勢力がまた出てきたときのために迎撃できる防衛ミサイルシステムが必要だと考えているのでしょうね。自らの保身のためだけにアメリカを敵に回して経済制裁を受ける立場に陥ったトルコ。通貨下落もインフレの高騰もGDPの下落も全てはエルドアン大統領の身から出た錆によるものなのですね。