G20大阪サミットでトランプ大統領がS400問題について言及!

トルコがロシア製兵器を導入したら制裁を検討する

G20大阪サミットで6月29日の昼下がり、アメリカのトランプ大統領とトルコのエルドアン大統領が1時間強、会談を行いました!

世界中、いや、日本人トルコリラ投資家が一番注目しているであろうこのロシア製ミサイル防衛システムS400の導入問題。固唾を飲んでNEWS速報を待っていたところ、「トランプ氏「トルコ制裁検討」」と見出しが出ているではありませんか!

どうやらトランプ大統領は「S400」の配備問題について懸念を表明しているようです。S400ミサイルシステム導入のトルコを通じたロシアへの機密漏洩などを懸念しているのですね。その中でも初耳な情報がありました。オバマ前政権が米国製ミサイルシステムのトルコへの供与に応じなかったそうなのです。それをしっかりトランプ大統領は踏まえた上でトルコ側に同情されたとのことです。そもそもなぜ、オバマ前政権はトルコへのミサイルシステム供与をしなかったのでしょうか?

1時間も狭い部屋で語り合ったわけですからトルコの抱えている問題をしっかり伝えられたことでしょう。それに対し、トランプ大統領はトルコ訪問への意欲も語られたそうです。その後すぐに北朝鮮の金正恩氏にツイッターで合えるか?と投げかけ韓国大統領と一緒に板門店へ向かったので、トルコ往訪も必ず実現してくれるでしょう。信じています。

リスク回避されたようでリラ高ドル安傾向に!

両大統領が歩み寄りトランプ大統領自身もトルコへの制裁には積極的でないことから、市場は安心したようです。7月1日の展開はリラ高ドル安になりました!仮に米国によるトルコへの制裁があったとしてもトランプ大統領の温情により軽いものになると思われているようです。
18年8月13日に起きたトルコショックは両大統領によるツイッターでの非難合戦による起きたものであり、あのような出来事はこの歩み寄りがあったのでもう起きないものと信じています。EUや他の新興国にも影響を及ぼしたので身をわきまえてほしいものですしね。

さて、次の問題はCPI(消費者物価指数)ですね。アルバイラク財務大臣は年末に向けて下落傾向と予測しています。下落すればそれに応じて政策金利を下げなくてはなりません。今は24%と恐ろしく高いのでトルコ国内の景気は良くなるわけがありません。CPIが無事下落していけば中央銀行は当然利下げを行います。市場もそのことを理解して機関投資家はトルコリラを売り浴びせることはしないでもらいたいものですね。