トルコリラのスワップポイントはどうやって決まるの?

19年7月の時点でトルコの政策金利は24%

トルコ中央銀行のチェティンカヤ総裁が更迭されてトルコ中央銀行の独立性は失われました。よってエルドアン大統領の意のままに政策金利が決められるでしょう。私の予想は10%前後の大幅利下げが行われると予想しています。現在、1ドル:5.7リラ前後です。この水準で政策金利が15%台となると市場は混乱して欧州勢による売り浴びせを受けるでしょう。エルドアン大統領は金利を下げて車や住宅のローンでの購入を促して消費を活性化させたい狙いでしょうけど、ドルに対してリラの価値が下がってしまっては元も子もありません。世界のヘッジファンドを敵に回してもなお、国民の支持を得られると勘違いしているのですが正真正銘のバカ大統領ですね、エルドアンは。

政策金利が14%になったらスワップポイントは1日いくらになるの?

FXの長期投資の醍醐味であるスワップっポイントですが、この1日当たりの価格は以下のようにして決まります。
分かりやすくするためキリ良く1リラ19円のレートで計算してみましょう。

例)
トルコリラ円の為替レート:19円
トルコの政策金利:24%
日本の政策金利:0.1%
日本円を売って、トルコリラを買っているわけですから、24-0.1=23.9%がレバ1倍の年利となるのです。

トルコリラ1万通貨を保有した場合、1年間のスワップポイント累計は、
19 × 10,000通貨 × 23.9%(年間金利差) = 45,410円(これがレバ1倍で1万通貨保有した際の1年間の合計スワップポイント)

45,410円を1日のスワップポイントに換算すると、
45,410円 / 365日 =1日/124円 となります。

実際は、FXネオの19年7月16日のスワップポイントは97円 (差額の27円分がGMOクリック証券の取り分となる)

このようにしてスワップポイントの価格が決まるわけです。なので、大統領が中央銀行に口先介入して大幅利下げを行うようになると買いポジションを持っている個人投資家にとって大打撃を受けるわけなのです、リラの価値が低い今の状態で大幅利下げされると高金利通貨で無くなり、長期投資の旨みが消えてなくなるわけです。

それでは、仮に10%の大幅利下げが行われたら1日のスワップポイントはいくらになるのか計算しましょう。

トルコリラ円の為替レート:19円
トルコの政策金利:14%
日本の政策金利:0.1%
日本円を売って、トルコリラを買っているわけですから、14-0.1=13.9%がレバ1倍の年利となりますね。

19 × 10,000通貨 × 13.9%(年間金利差) = 26,410円(これがレバ1倍で1万通貨保有した際の1年間の合計スワップポイント)

26,410円を1日のスワップポイントに換算すると、
26,410円 / 365日 =1日/72円 となります。

証券会社の取り分が2割程度と仮定して、投資家の取り分である1日のスワップポイントは
72円×0.8=1日/58円 の想定です。

困りましたね。今90円台後半のスワップポイントが60円以下に下がるわけです。

私は今トルコリラを160万通貨保有しているため160×97円=15,520円を毎日受け取っているわけですが、これが9,200円に下がってしまうわけです。1日1万円以下です。月にすると27万8千円です。月40万のリターンが13万も価値が下がってしまうのです。更には10%の大幅利下げを行った瞬間に17円台にリラの価値が下がると見込みます。しばらく、トルコの消費が回復するまでの数ヶ月は17円台をうろうろすると考えると、スワップポイントは1日50円をキープするのも難しそうかもしれません。

次の政策金利発表は日本時間で19年7月25日の20時です。

せめて3%前後の下げにしてくれるようエルドアン馬鹿大統領に祈りましょう。。。

今日もスワップポイントを貯めてロスカットレートを下げることに勤しみましょう。