トルコイスタンブール・ナショナル100種指数も大幅下落!

日本は日経平均、トルコはイスタンブールナショナル100

新型コロナウィルスのパンデミックにより世界の株価は悲惨なほど下がっています。

中でも新興国で脆弱なトルコの株価は大きく下落しているんですよね。

ヒデト
そういえばトルコの企業って日本ではあまり知られていないなと思い記事にしてみました。
ところでイスタンブール100って何?
トルコにあるイスタンブール証券取引所(ISE)に上場する100銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数の事を言います。

「イスタンブール(ISE)・ナショナル100種指数」とも呼ばれるトルコ株式市場の代表的な株価指数なのです。

日本で言う日経平均株価と同じ意味と思ってください。

ちなみに日経平均とイスタンブール100には大きな違いがあります。

ドル円相場が円安の場合は輸出企業の多い日本は業績が上がるため日経平均も上昇します。

逆に円高だと業績が下落するので日経平均も下がるのが経済の常識です。

ヒデト
海外旅行の際は嬉しいですけどね…笑

しかし、イスタンブール100は日本と違い価格が上昇したからといってドルリラも上昇するわけではないのです。

これが過去5年間のイスタンブール100の株価です。

ご覧の通り、2017年から2018年にかけてイスタンブール100は12万円まで急上昇しているのです。

私がトルコリラに投資しようと思い立ったきっかけが証券マンの友人にFXでトルコリラ長期投資を勧められたのが2017年のGW前です。

まさに誰が見てもこれからトルコが伸びて熱い投資先だと思うでしょう。

しかし残念なことに2018年1月をピークにトルコリラは下落の一途辿る運命に。

  1. トルコ軍がシリアに軍事侵攻する
  2. 大統領選挙が1年前倒しされ選挙により政治不安に陥る
  3. ブレーンであったシムシェキ前財務大臣がエルドアン大統領により解雇される
  4. ブランソン牧師の開放を拒みトランプ大統領と喧嘩してトルコショック勃発
書いてて2018年は怒涛の年だったなと思いました。

ヒデト
トルコリラ買うの1年遅ければ良かったのにな…とほほ。

このように12万円あったイスタンブール100も2018年8月のトルコショックを最後に9万円を割りました。

その後は徐々に巻き返しなんと2020年1月には過去最高高の12万4千円を更新したのです。

驚きですよね。だってトルコリラは過去最安値圏の18円前後を彷徨っていた期間にですよ。

そう、この通り日経平均とは違い、イスタンブール100はドル高リラ安でも伸びるのです。不思議ですよね。

1月の最高値12万4千円から4月3日の終値は8万9千円でした。

これはお察しの通り新型コロナウィルスによるファンダメンタルズ悪化による急落です。

日経もNYダウも世界中の株価が急落したのですから仕方ありませんね。

その中でもトルコは新興国で脆弱なため下落幅も大きかったわけです。

最近のトルコリラの値動きはイスタンブール100の値動きに連動している感じがありましたね。

イスタンブール100の銘柄はどんな企業?

トルコの企業って日本ではあまり馴染みがないですよね。

欧州に旅行するとターキッシュエアラインズを目にすることがあると思いますが

あの航空会社も年商1.3兆円の立派なトルコ企業です。

では、ここでは日本であまり知られてないイスタンブール100銘柄を紹介しますね。

ユルドゥズ・ホールディング
Kerevitas Gida
設立:1944年
業種:食品
年商:1兆円
時価総額:330億円

トルコ国内では一番有名な食品メーカーです。
日本でいう味の素やグリコのようなイメージです。

ペトキム・ペトロキムヤ・ホールディング
Petkim Petrokimya Holding
設立:1965年
業種:石油化学
年商:2,600億円
時価総額:1,150億円

ペトキムペトロキミヤホールディングはトルコの石油化学の大手企業です。
石油化学製造を専門とする同社はトルコで使用されている石油化学製品の大部分を供給しています。
また同社は米国およびヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア各国に輸出している貿易企業です。

ガラタサライ・スポーティフ
Galatasaray Sportif
設立:1905年
業種:サッカークラブ
時価総額:160億円

日本で言うJリーグのようなサッカークラブを運営している企業です。
トルコはサッカーが盛んな国で日本代表の長友佑都選手も去年まで所属していました。
※今現在は解雇され所属していません。

アフラス・ホールディングス
İhlasHolding
設立:1970年
業種:金融、エネルギー、セメント、小売、保険を手掛けるコングロマリット企業
年商:110億円
時価総額:100億円

日本で言うオリックスのような体系の企業ですね。

ヤプ・ヴェ・クレディ・バンカス
Yapi ve Kredi Bankasi
設立:1944年
業種:金融
年商:1,200億円
時価総額:2,400億円

トルコで最初の全国規模の商業銀行であり、トルコで4番目に大きい公的銀行です。
全国の835の支店で構成され、顧客数は1,300万人を超えます。

カルサン自動車
Karsan Otomotiv
設立:1966年
業種:自動車
年商:500億円
時価総額:170億円

トルコにもしっかりした自動車メーカーがあるのです。

アラルコ・ホールディングス
Alarko GYO
設立:1954年
業種:エネルギー・土地開発
年商:2,000億円
時価総額:120億円
ササ・ポリエスター
SASA Polyester
設立:1966年
業種:繊維
年商:800億円
時価総額:1,100億円

日本の企業でいうと東洋紡あたりが同規模同業種です。

どうでしたか?

トルコってヨーロッパ圏ではマイナーな方だし、親日というイメージしかなくてどんな企業が存在するのか分かりませんよね。

しっかりした財閥企業もあって日本の三井物産とかと提携して新しい事業を始めたりもしています。

ヒデト
トルコにも立派な高層ビルはあって、以下の記事で紹介していますので見てみてくださいね。

経済が低迷しているトルコにもデザイン性に富んだ超高層ビルは沢山あります!

2019-08-23

トルコリラは下がりに下がって銀行が相次いで破綻してしまうのではないかと冷や冷やする毎日ですが

トルコの明るい未来と成長を願いましょう。そして、

今このご時世、耐えるも相場。じっと我慢し続けましょう…