2019年9月トルコのインフレが激的に改善!予想を下回り+9.26%で2017年2月と同水準に回復!

トルコのインフレが下がれば消費が活発になり景気が上向く!

2019年9月のトルコインフレ
インフレとは消費者物価指数のことを言い、この数値が下がれば物価も下がって消費が上向くとされています。上図をご覧ください。トルコはこのインフレがトルコショックにより20%を超えていた時期もあり、消費が停滞し景気が冷え込んでいました。製造業の新規発注も減り製造業PMIも50を下回っていました。しかし、インフレが+9.26%という結果を見ると市場予想よりもトルコ国内の景気は良い傾向に向かっていると考えます。ただ、数値発表後のドルトルコリラの反応は鈍いです。思ったほどリラ高に向かいませんでした。年末に向けてトルコの景気がどれほど改善するのか試されるのだと思います。更に今はアメリカの景気が下向いている報告がされ円が買われ106円台の円高傾向です。トルコリラ円はクロス通貨のため、ドルトルコリラが1ドル5.4リラを超えない限り20円台の定着は難しそうです。ここはじっと耐えてスワップポイントを貯めるしかなさそうですね。

2019年6月上旬に書いた記事です。当時はトルコが迷走していて悲惨な状況でした。

トルコはインフレ・失業率・GDP共に「最も悲惨」な状態である

2019-06-03

2019年3月のインフレは19%台でした。トルコ政府がインフレ抑制に躍起になっているのが分かります。

19年3月トルコのインフレ率は横ばい

2019-04-03

インフレが下がったので政策金利も下がる

当然、トルコの政策金利も下げられる予定です。中央銀行がどれほど下げてくるのかとても気になります。少なくともこの9月はまだ最低でも10%をキープしてほしい。日本との金利差で9.9%です。それでも5.15%も下げるとなると市場はどのような反応を示すのか全く分かりません。正直分からないから怖いです。前回の政策会合で金利を3.25%下げてリラ高になりました。今回も上がればよいのですが、こればかりはヘッジファンド次第です。急落さえしなければ良いですが、私はしないと思っています。トルコリラが急落するのは経験上、アメリカのトランプ大統領と喧嘩したときだけです(苦笑)

良いニュースは他にも!ドイツVWがトルコに工場を建設することに決定!

インフレ下落で景気改善に向かっている朗報の他、先日はドイツのフォルクスワーゲン社がトルコに11億ドルの工場を建設することを決定し、トルコに新会社を登記しました。自動車の設計、組み立て、製造を担当する新会社は、9億4350万リラ(1​​億6400万ドル)の資本金となるそうです。フォルクスワーゲンは既に4分の1を支払い済み。残りは2年かけて支払われる予定とのこと。同社は年間約30万台の自動車を生産し、約4,000人の雇用を生むだろうと述べていました。

物価が下がり消費が上向き、雇用が生まれお給料が増えれば消費の循環が良くなりトルコリラの価値は上がる見込みと信じています。

今日も粛々とスワップポイントを貯めてロスカットレートを下げることに勤しみましょう。