【緊迫!】 米軍がシリア北部から移動!トルコがクルド人勢力に攻撃を仕掛けるのは時間の問題!

中東から米軍を撤収させたいトランプ大統領とクルド人勢力に攻撃を仕掛けたいエルドアン大統領

いきなりの出来事でしたね。100人程度の米軍がシリア北部から移動したそうです。トランプ大統領が内戦が続くシリア情勢を巡ってツイッターで「ばかげた終わりなき戦争をやめて部隊を帰還させるときが来た」とコメントもしました。

そもそもなぜ米軍がクルド人勢力を支援していたのか。その理由はシリアに潜伏している過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員を拘束するお手伝いのために武器や戦闘員を支援していました。イスラム国の戦闘員の天敵がクルド人勢力の戦闘員ということなのです。

しかし残念なことにトルコは米軍が支援しているクルド人勢力を、宿敵のクルド労働者党(PKK)と同一視しています。そのため国境のシリア側に広範な「安全地帯」を設置してクルド人勢力を退去させて自国の安全を確保しようとしてました。同時に、トルコ国内にあふれるシリア難民のうち最大200万人をこの地帯に送還する計画も進めています。

19年10月6日のホワイトハウスの声明は、米軍が対ISで共闘したクルド人勢力を見捨て、トルコ軍の侵攻を黙認することを意味します。ただ、米議会や軍の中では、シリア北東部をトルコに明け渡すことへの反対が強く、トランプ大統領は昨年もシリアからの全面撤退を表明しながら実現していない経緯があり、今回も不透明な面があるのは事実です。

また、トランプ大統領はこれまで協力してくれたクルド人勢力に配慮してかツイッターに「トルコが一線を超えれば、私がトルコ経済を完全に破壊する」と投稿し、トルコによる一方的な攻撃をけん制しました。そのため、トルコはクルド人勢力攻撃の目的を「テロリストの掃討」としているが、全面対決となれば犠牲が大きくなります。米国の反発も強いとみられます。トルコ国内や米議会などへのアピールを目的とした限定的な作戦になるとの見方も考えられます。

同地域ではクルド人勢力により過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員が拘束されているが、米政権は「今後はトルコが責任を持つことになる」との声明を出しました。米軍撤退は対ISで共闘したクルド人勢力を見捨て、トルコ軍の侵攻を黙認することを意味します。ツイッターでけん制をしておいて、トルコの出方次第で経済制裁の行方が決まりそうですね。

トルコはクルド人勢力に攻撃を仕掛けると思います

私の率直な考えです。エルドアン氏はクルド人勢力をトルコを脅かすテロ組織とみなし嫌悪感を露わにしています。そのため過去に2度も攻撃をしかけているため、今回も攻撃をしかけると思います。トランプ氏がツイッターで攻撃するなとけん制していますが、あくまで米議員への配慮のためのツイートであり、本心ではないと考えます。仮に攻撃をしかけてもトルコという国が壊滅するほどの経済制裁は行わないでしょう。トランプ氏はエルドアン氏と仲良くしたいのです。

トルコは過去に2度、クルド人勢力に攻撃を仕掛けています。その詳細は以下の記事をご参照ください。

リラ円とドルリラのチャートを比較してみた!

トルコリラ円とドルトルコリラのチャートをトルコ情勢と照らし合わせてみた!

2018-02-11

2018年1月にトルコがクルド人勢力に攻撃を開始してトルコリラ下落の運命が始まりました。

トルコ軍

トルコがシリアのクルド人勢力標的に越境攻撃を開始!

2018-01-22

クルド人というだけで市長を解任したエルドアン氏の感情論。人種差別万歳のトルコです。

トルコ主要3都市のクルド人市長を解任!トルコの民主主義崩壊を再確認!

2019-08-20

しかし、世界中のヘッジファンドが黙っていません。トルコ軍がクルド人勢力に攻撃を仕掛けた場合、ドルトルコリラは売り浴びせを受けて1ドル6リラまで下がる恐れがあります。そうすると貿易収支に影響が出てインフレはまた2桁台に乗ります。景気の悪循環が起きてしまう事が目に見えています。その上での攻撃となるとエルドアン氏がどれだけバカなのかお分かりいただけると思います。

こればかりは理屈ではなくトルコという国を私物化しているエルドアン氏の感情による行動なのでしょう。

トルコリラロンガーはロスカットにならないよう損切して維持率を高めるか、追加入金をして維持率を高めるか、両建てしてロスカットレートを引き下げるか、何かしらの対策を講じる必要がありそうです。

これからトルコリラ購入を検討している人は17円台での買い場が久しぶりに到来するかもしれません。

これを機にレバレッジは3倍未満にして今年の底値で購入するのも良いかもしれませんね。本当に羨ましい限りです。

今日も粛々とスワップポイントを貯めてロスカットレートを下げることに勤しみましょう。